母さんのお仕事
科学の力だけでは乗り越えられなかったはずの素敵な経験をお聞き
になりたいのですね。では一つだけ。。。
移植しか助かる道がない重い腎臓病の女の子がいたのです。
抵抗力がなくなって無菌室で過ごす辛い日々が続いていました。
食事は細かく計算された味のないもので、どんなに喉が渇いても口
にできるのはお薬を飲む為のたった10mlだけ。皮膚は真っ黒でカサ
カサで、生きる希望さえ見失って毎日毎日泣いていました。
日に日に衰弱していく娘をただ見ているしかないご両親は『好きなもの
を食べさせてもう楽にさせてあげたい』という答えを選択されました。
それは死を意味する無謀な選択だったから、主治医はもちろん他の
誰一人認める人はいませんでしたよ。
だから母さんは賛成したの(←時効です)。
もちろん死んでも構わないって思った訳じゃありませんよ。状態は
悪化するばかりなのだから、どうせなら、移植手術が受けられる体力
や生きる力が湧いてくるように好きなものを食べてみるのも一つの手
だと思ったの。
母さんが今のお仕事を選んだのは、15歳の時にずーっと入院して
いたじいちゃんの看病を手伝ったのがきっかけです。ソフトボール大
会の最中に「じいちゃんが危篤だからすぐに病院に来い」って連絡が
あって、病院に駆けつけた時には微かに息があるだけで、子ども心に
「ああ、死ぬんだな」って思ったのだけど、ババが「じいちゃん、何かし
て欲しいことはない?」って聞いたら、囁くように「ビールが飲みてぇ・・・
」って言ったのですよ。だからババがね、看護師さんや親戚がいなくな
った隙にこっそりストローをさしたビールを口元に持ってったらね、じい
ちゃんね、本当に飲んだのですよ。その直後に顔がさらに腫れ上がっ
て呼吸も心臓の状態もますます悪化したのに、じいちゃんは死ななか
った。いつ心臓が止まってもおかしくない状態で毎日毎日ビールを飲
み続けて、2週間後にじいちゃんは天国に旅立ちました。
あの時のじいちゃんは本当にしあわせそうだったから、内緒でビール
を飲ませてるババもとっても楽しそうだったから、だから母さんは今の
仕事を選んだのです。
ただね、資格を得た母さんがやるべきことは隠れてこっそり好きなも
のをあげることではないのでね、まずは同じように彼女ーあやちゃん
ーに心血を注いでいた研修医を攻めまして、そして一緒に主治医を
説き伏せまして、あやちゃんはずーっと夢に見ていた苺のあめ玉と
アーモンドキャラメルを食べることを許されたのです。
その後あやちゃんは、無事にお父さんからの生体間腎移植を受け
まして、待ち望んでいた社会生活に戻ることができました。
今はもう27歳になっているはずです。
1人の女の子を思うみーんなの想いと科学の力が集結した、母さん
の誇れる素敵な実体験でした。
で、今日の日記もギリ犬ブログで・・・・・・・
無理だよねぇぇぇ・・・。
じゃ、じゃあね、
昨夜の4姉弟の夜ごはんは
でした。
ほら、これでギリ犬ブログ。ぐふふ。。。
21時には帰れるだろうか・・・。はぁ~。

































































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